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  • コムスコア社の沿革

デジタルメディア測定 コムスコアの歴史

コムスコア社は、1999年8月Magid Abraham博士およびGian Fulqoni氏により設立されました。
それ以前Abraham博士は、マーケットリサーチ会社では世界的大手企業の一社、Information Resources, Inc.(IRI)の社長を、Fulgoni氏は同社のCEO を担当していました。
彼らは共同でe-コマースのトレンドを測定する初めてのサービスを提供する目的で合意し, コムスコアを設立したのです。

その当時、オンライン上での購買行動を測定するリサーチ会社は一社も存在しませんでした。
当時のオンライン・リサーチ会社のリーダーであった Media Metrix および Nielsen NetRatings の両社は、どちらもインターネットユーザーのサイト訪問を計測することに焦点を当てており、彼らの顧客に対してサイト・オーディエンスの規模とデモグラフィック特性の基本測定結果のみを提供していました。従って両社の使っていたパネル数は数万人規模でした。
ただこのサンプル数では、オンライン上での購買者の比率が月平均サイト訪問者のたった5%であった時代には、e-コマースを正確に測定するにはあまりにも少なすぎるサンプル規模でもありました。

最低100万人のパネルが必要。
それは無謀な挑戦でもありました。
何故ならそれまでどのリサーチ会社も10万人規模のパネルを構築したことはなく、ましてや100万人規模のパネルを単独で構築することなど想像できなかったからです。
しかしながら、彼らは過去のIRIでの経験から、マーケティング担当者がメディア視聴率の測定に使っている4倍もの費用を消費者の購買動向調査に使っていることも知っていました。
従って彼らはオンライン上でのブラウジングと購買情報に魅力的なマーケットが存在することを確信していたのです。
その後彼らは100万人規模のオプトイン・パネリストのリクルートと膨大な量のオンラインデータを入手/保存/分析する技術開発のために数千万ドルもの資金を調達し投資することを決定したのです。

このようなコムスコア社が開発したインフラストラクチャおよびビジネス・アプリケーションは、さまざまな技術的なチャレンジを克服し、以下のような業界のニーズを満たしてきました。

  • 革新的で低コストのパネルリクルート手法
  • スケーラブルなデータキャプチャ技術
  • 業界に特化したアプリケーションにより、さらに深いデータ分析とより高次なマーケティングROIを提供

結果としてインターネットユーザーのオンライン動向を理解できる前例のないサービスを提供しました。
これによりマーケティング担当者が正確なオンライン動向を理解できるようになり、適切なビジネス判断をする助けになったのです。
米国におけるコムスコアのデータベースは2000年10月に完成し、2001年1月に公式なサービスの提供を開始しました。

成長過程での買収

2002 年当時のインターネット・オーディエンス・リサーチ会社のリーダーであったMedia Metrix は, あまりにも多岐に、そしてあまりにも早く成長してしまい、インターネットバブルが崩壊した時にはそれ以上の資本の増加が見込めない状態になっていることに気づきました。
そのためいくつかの企業が Media Metrix の買収に名乗りを上げました。しかしながら、最終的にこの買収に成功したのがコムスコア社であったのです。コムスコア社によるMedia Metrix の買収は2002年6月に正式に発表されました。

買収後の最初で最も重要なステップは、Media Metrixの測定手法をコムスコアの技術に置き換えて、Media Metrix のサンプル数を増加させることでありました。
これはたった数ヶ月で コムスコア技術チームにより達成され、これによりMedia Metrix の顧客にも積極的に評価される革新的な測定方法が開発されました。現在コムスコア社の統合オーディエンス測定サービスは、comScore Media Metrix (コムスコア・メディア・メトリックス)のブランド名で展開しており、オンライン・メディア・データでは業界の主要なデータ・ソースとなっています。

 投資機関である「William Blair & Company」が実施した業界調査結果によれば、 コムスコアは「業界で最も推奨されるインターネット視聴率測定サービス会社」と評価されています。そのスコアは第2位の競合会社に 25%も差をつけてランクされました。

コムスコア社はマーケットリーダーに成長する過程の中で、他にもいくつかの戦略的な買収を行っております。2004年と2005年 コムスコアは、「フォーチュン 1000社」に対しカスタマイズ調査とコンサルタントサービスを提供していた「Q2 Brand Intelligence」と 「Survey Site」 を買収しました。

また2008 年には株式公開の利益を活用し、モバイル・リサーチ会社のリーダーであった「M:Metrics」の戦略的買収に成功し、急成長を続けているモバイル・メディア・スペースへのポートフォリオ拡大を果たしたのです。

デジタルメディア測定の革新の記録

現在そのスケーラブルな技術とデータ・インフラストラクチャを活用することで、コムスコア社は、急速に変化するデジタル測定のニーズにチャンレンジし精力的に取り組むことができます。
もしデジタル環境で測定する必要があるものが存在すれば、コムスコア社はその測定方法を立案することができます。

数年に渡るコムスコア社のこの「できる」と言う革新の姿勢と文化が、デジタル測定の分野に常に新しい世界を創造してきました。
コムスコア社の歴史は、デジタル世界初の革新的な測定サービスの創造で表現されています。
コムスコア社がデジタルマーケティングの分野で初めて測定したものの中には、e-コマース(2001年)、検索(2002年)、広告ネットワーク(2005 年)、グローバル・インターネット視聴率測定(2005年)、オンラインビデオ(2005年)、ウィジェット(2007年)、そしてモバイル・インターネット・ブラウジング(2007年)などがあります。

コムスコア社のグローバルな拡張

近年コムスコア社は、そのグローバルな拡張をさらに推し進めています。
2007年初頭にはロンドンにある国際本部を拡張し、サテライト・オフィスをパリと東京に開設しました。
またニューヨーク、サンフランシスコ、シカゴおよびシアトルなど、いくつかの米国内のオフィススペースを拡張し、2008年6月にはレストンに新しいグローバル本部をオープンしました。

急速な成長に合わせ、また会社の積極的な拡張プランの資本を得るためにコムスコア社は、2007年6月にNASDAQ市場に、株式コード「SCOR」で株式を公開することも発表しています。

2009年8月、コムスコア社は創業10周年を向かえ、次の10年も類を見ない革新的なデジタル世界の測定を続けています。

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